故事ー1691年、リメリック攻略戦に敗北した数千のアイルランド兵は、フランスへ渡る為、疲れきった体でシャノン河とリー河を下って行った。
兵士達は2度とアイルランドの地を踏むつもりはなかった。頭上に掛かる10月の月光を、冬の到来を嘆きながら飛ぶ、無数の雁の翼が遮り、辺りを暗くした。
月夜を仰ぎ見た泥まみれの兵士達は、それ以後、自分達の事を「ワイルドギース」と呼ぶようになった。
彼らは、プロテスタント派のウイリアム3世の下で、奴隷のような生活をするより、傭兵として他国の為に戦う事を選んだアイルランド人達の祖先で、後にルイ14世の軍で戦い、ハプスブルグ家の為に戦った。
ある男が敵に包囲されるかして生命の危機に陥った時、「ワイルドギース我の下へ」とあらん限りの声で叫んだと言う。そして、その声の届く距離にいる同士は即座に助けに駆け付けた。
それが彼らの神聖な義務だったのである。
この故事から、彼らの友情、団結、冒険心に感銘し、社名の一部に使いました。会社のシンボルマークが雁なのはこの為です。
『ワイルドギース(wild geese)』は複数形、欧米では傭兵を意味する言葉として使われる為、これを単数形にして社名の『ワイルドグース(wild goose)』としました。
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